西洋占いと東洋占いの違いを解説!占いの内容と種類もご紹介します

西洋占いと東洋占いの違いを解説!占いの内容と種類もご紹介します

占いにはさまざまな占術がありますが、ほぼすべての占いは「西洋占い」と「東洋占い」のいずれかに分類できます。

西洋占いと東洋占いの違いは、西洋と東洋それぞれの文化圏で伝えられてきた占いである、という言葉通りのものだけではありません。

西洋占いは、主に「火・地・風・水」の四要素を基礎として、物理学や錬金術の思想を用いているものが多いです。
それに対して、東洋占いは、「陰と陽」、「木・火・土・金・水」という陰陽五行説を基礎とした自然科学的な思想からなるものが多くみられます。

この記事では、西洋占いと東洋占い、それぞれの特徴や歴史、占術の種類などを詳しく解説。
ぜひ最後までお付き合いください。

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    西洋占いとは?


    西洋占いとは?

    西洋占いとは、西洋占術ともいわれる西洋の文化圏内で伝えられてきた占いです。

    冒頭でもお伝えしたように、西洋占いには「世界の物質は火・風・水・土の4つの元素から構成される」という四要素の概念を基礎に、物理学や錬金術の思想を用いた占術が多く存在します。

    また、西洋占いはヨーロッパ諸国で発祥、発展してきた背景から、ユダヤ教やキリスト教の影響を受けてきた側面もあるといわれているんですよ。

    西洋占いにおいては、すべての占術が該当するわけではありませんが、主に「今この瞬間の運命」を占うという考え方が根底にあります。
    星の配置はその瞬間かぎりのもので、同じ星回りは二度と訪れないという、時間循環のような考え方なんですね。
    そのため、西洋占いの多くは「運命は変化していく/変化させることができる」という前提があるんです。

    西洋占いは、不運を予見するというより、幸運な運命を掴むための占いといえますね。

    次の項目では、西洋占いの占術のなかから、代表的な種類のものをご紹介します。

    西洋占いの種類


    西洋占いの種類

    西洋占星術

    西洋占星術は、古代バビロニアが起源の歴史ある占いです。
    占う際は、生まれた時点の「天体や星の位置」や「天体同士の角度」などから、その人の運命を読み解きます。

    西洋占星術の特徴は、生年月日、生まれた時間、生まれた場所などの情報をもとにして、星の位置関係を図に示した「ホロスコープ」を作成することでしょう。

    ホロスコープの具体的な作成法は、まず太陽系にある10の天体や12星座の星の位置を、12分割したハウスと呼ばれる特定の場所に、天体同士の間にできる角度(アスペクト)を付けて記載する、といったものです。

    詳細が知りたい方は、下記リンクから「占星術とは?歴史・起源や種類、ホロスコープの読み方まで徹底解説」の記事をご覧ください。

    >>西洋占星術について詳しく知りたい方はこちら

    タロット占い

    タロット占いは、合計78枚のタロットと呼ばれるカードを使用する占術です。
    カードの詳細は、「愚者」や「太陽」、「死神」や「悪魔」など、象徴的な絵が描かれた22枚の大アルカナにくわえ、トランプのように人物と持ち物の組み合わせが描かれた小アルカナ56枚となっています。

    占い方は、裏返したタロットカードを決められた形(スプレッド)に並べ、知りたい事柄について質問をした後カードを1枚ずつ開き、描かれている絵柄で結果を読み解く、というもの。

    合計78枚のタロットカードにはそれぞれに意味があり、正位置か逆位置かによっても解釈が異なります。
    正位置がいい意味のカードも、逆位置では悪い意味を表すこともあるんですよ。もちろん、その反対の場合もあります。

    タロット占いでは、恋愛・人間関係・仕事など、さまざまなことについて占うことが可能です。

    >>タロット占いについて詳しく知りたい方はこちら

    数秘術

    数秘術(すうひじゅつ)は、数字のもつ特別な意味から、その人の運命や性格などを占う占術。

    古代ギリシャの哲学者ピタゴラスが創始者で、数千年前当時のギリシャやローマ、エジプトや中国でも、数秘術が使われていた証拠が存在しています。
    当時は、許された者のみに口頭で伝えられるような、神秘に満ちた占術とされていたんですよ。
    その後、数秘術は西洋占星術やタロットなどとも結びつき、ユダヤ教のカバラによって補強されました。

    具体的な占い方は、まず生年月日や姓名(アルファベット表記)を数字に置き換えて、ひと桁になるまですべての数字を足します。
    そして、最後に出た数字のもつ意味から、その人の運命を占うというもの。
    導きだされた数字からは、その人に定められた運命や性格、性質を知ることが可能です。

    ルーン占い

    ルーン占いは、古代ゲルマン民族が使用していた古い文字体系「ルーン文字」を用いておこなう占術。

    ルーン文字には一つひとつに「財産」や「喜び」、「騎乗」などといった意味があり、「呪術や儀式に使われる、神秘的な文字」といった解釈もされています。

    占い方は、ルーン文字が刻まれた25種類の石を使用して、選んだ石に刻まれた文字の意味から神託やアドバイスを受けとる、といったもの。

    25種類のルーン文字が刻まれた石を投げ、石が落ちた場所で結果を読み解く「キャスト」という方法と、ルーン文字が刻まれた石を袋に入れ、適当に取り出した石から結果を読み解く「スプレッド」の2種類の方法があります。

    このように、ルーン占いは複雑な手法などは使わず、シンプルな方法で人間関係や、直近の未来の運勢を占うことができる占術なんですよ。

    東洋占いとは?


    東洋占いとは?

    東洋占いとは、東洋占術ともいわれる東洋の文化圏で伝えられてきた占いです。

    冒頭でも簡単にご紹介しましたが、東洋占いは、主に陰陽というプラスとマイナスのような相対する属性からなる陰陽説と、木・火・土・金・水という5種類の元素からなる五行説を基礎とした自然科学的な思想を用いています。

    東洋占いは、中国を中心としたアジア諸国で発祥・発展し、各地方でさまざまな占術や流派が生まれました。
    占術にもよりますが、結果の出し方や見方がロジカルで、吉凶などがはっきりしているため、西洋占いと比較すると解釈の幅は広くありません。

    東洋占いの特徴として、吉凶が明確なため結果はシビアで断定的であることが挙げられます。
    そのため、いいことよりもネガティブな部分に着目されることが多いです。

    また、東洋占いには定められたサイクルを繰り返す「」の元、根本的に「運命は受け入れるもの(変えられるものではない)」という考え方があります。

    とはいっても、凶事をただ受け入れるしかない、という意味ではありません。
    凶事が起こる運命は変えられないので、不運を避けるためのアドバイスや導きを占いによって得る、という考え方なんですね。

    次の項目では、東洋占いにのなかから代表的な占術の種類をご紹介します。

    東洋占いの種類


    東洋占いの種類

    四柱推命


    四柱推命(しちゅうすいめい)は、中国の陰陽五行説を用いる占術です。
    四柱推命は極めて精度の高い占いといわれており、占う際は生年月日と生まれた時間、十干や十二支、および、日干の強弱を表す月令・旺相衰を使用します。

    こうした情報を、年柱(年)・月柱(月)・日柱(日)・時柱(時間)といった4つの要素に当てはめて運命を読み解くことから、「四柱推命」というんですね。

    四柱推命の具体的な見方は、年柱(年)から幼年期から20歳にかけての家庭運や運命を、月柱(月)から20歳~40際までの結婚運や運命を。
    さらに、日柱(日)からは40歳以降の性格や能力、時柱(時間)から晩年の人間関係や運命を読み解きます。

    日本でもっともポピュラーな東洋占いが、この四柱推命といわれているんですよ。

    易(えき)は、古代中国から伝えらえる儒教の経典「易経(えききょう)」が基礎となっている占術。

    易経では、森羅万象すべての要素を「太極(たいきょく)」といい、それを「陰(いん)と陽(よう)」のふたつに分け、さらに「八卦(はっけ)」という8つの要素に分けます。
    さらに、この八卦と八卦を組み合わせた「六十四卦(ろくじゅうしけ)」の要素を使用して占いをおこなうんです。
    当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉は、この八卦が元になっているんですね。

    また、現在日本でおこなわれている一般的な易は、中国の周王朝時代に確立した「周易」という手法。
    周易による易占いでは、竹ひごに似た筮竹(ぜいちく)という50本の棒を使用し占います。

    姓名判断

    姓名判断(せいめいはんだん)は、その人の姓名に使用されている漢字の画数から、性格や能力、運勢を占う占術です。
    占い方は、姓名から天格・人格・地格・外格・総格という5つの格数を算出し、画数から吉凶を解釈します。

    姓名判断には複数の流派が存在するため、占い師の流派によって画数や格数の算出の仕方が異なる場合もあるんですよ。

    また、姓名判断はあくまで「吉凶の可能性」を占うもの。よくない結果が出たからといって、悲観することはありません。
    姓名判断の結果をもとに、自身の生き方を正し努力することで、凶事を避け、よりよい運勢を引き寄せることができるんです。

    >>姓名判断について詳しく知りたい方はこちら

    風水

    風水は、「人間は置かれた環境により運勢が左右される」という思考により、数千年前の古代中国で生まれた環境学的占術。
    現在でも、引っ越しの際に方位や土地の吉凶を占うものとして浸透していますよね。

    中国が発祥の風水は、中国の占術の基礎となっている陰陽五行説に影響を受けています。

    風水では、陰・陽という相反する属性をもつ陰陽説の要素と、万物は木・火・土・金・水という5種類の元素からなるとされる五行説の要素がバランスよく保たれることで、最適な環境へつながると考えられているんです。

    また、生まれもった運命や宿命などとは違い、風水は環境を変えることで運勢も変化させることができる、という考え方をします。環境に依存するので、個人間で左右されることがないのが特徴なんですよ。

    風水は土地の吉凶の占い、運気が向くような家具の配置・配色などを決めることは得意ですが、人の感情や相性などを占うことには適しません。

    算命学

    算命学(さんめいがく)は、生年月日や干支から、性格や運命を読み解く占術です。
    人の運命を占う中国の占星術と、陰陽五行説をもとにした運命学の一流派で、日本では学問として大成しました。

    中国において算命は「運命を算出するもの」であることを意味しており、命理学全般を意味する言葉です。
    しかし、日本においては、生年月日や干支からその人の運命を鑑定する占術を算命学と呼びます。

    算命学の占い方は、陰占の干支読み陽占の人体星図をベースに、個人の性格などを象徴する「十大主星(じゅうだいしゅせい)」、人生の諸段階の運命を象徴する「十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)」というふたつの図を作成して、その人の性格や運命を読み解くんです。

    また、算命学の特徴のひとつに、その人の運命周期の「急所」、また「天が味方しないとき」を示す、「天中殺(てんちゅうさつ)」という考え方があります。
    70年代の日本では、この天中殺にもとづいてプロ野球チームの勝敗が予言され、その結果が的中したことから、天中殺ブームが到来した過去があるんですよ。

    西洋占いと東洋占いの違いについて


    西洋占いと東洋占いの違いについて

    西洋占いと東洋占いでは、占いのベースになる思想や概念が異なります。
    そこで、ふたつの占いで知ることができる内容の違いをわかりやすくまとめてみました。

    それぞれの占いの特徴を比較することで、実際に占いをおこなう際、自分の好みや占いたい事柄との相性を見極めることができますよ。

    • 西洋占いの特徴
    • ・日々の細かなことを占うのが得意
    • ・性格や運命、相性などを詳細に分析できる
    • ・より幸運な運命を掴む方法を知る
    • 東洋占いの特徴
    • ・年月日単位といったくくりで占うことが得意
    • ・吉凶の結果をシビアに占う
    • ・吉凶を占い凶事の回避方法を知る

    西洋占いと東洋占いのどちらにも属さない占い


    西洋占いと東洋占いのどちらにも属さない占い

    占術の中には、西洋占いや東洋占いのどちらにも属さない、独自の概念や暦を用いた占いも存在します。
    たとえば、西洋占星術の基礎にもなった占星術に、インドの伝統思想の解釈が加わったインド占星術が挙げられるでしょう。

    また、棒や振り子などの動きから地下水脈や鉱脈、失せ物を見つけ出すダウジング、霊的な存在を視る霊視や、通常目に見えないものを透かして視る透視などがこれに該当します。

    この他、夢の内容を占いに用いる夢占いなども、西洋占いとも東洋占いに当てはまらない占いといえますね。

    • 西洋占いにも東洋占いにも属さない占い
    • ・インド占星術
    • ・ダウジング
    • ・霊視
    • ・透視
    • ・夢診断

    西洋占いor東洋占いはプロの占い師がオススメ!場所を選ばず占えるメール占いが◎


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    今回は、西洋占いと東洋占いの違いから、それぞれの占いの内容、種類といったものをご紹介しました。

    西洋占いは、日々の細かい事柄、性格や運命、相性などを詳細に分析することが得意で、より幸運な運命へ導いてくれるアドバイスを得るには最適の占いです。
    代表的な占術は、西洋占星術、タロット占いなど。

    また、東洋占いは、年月日単位といった比較的大きな周期の事柄や、吉凶の結果をピンポイントに占うことが得意で、凶事を避ける方法を知るのに最適な占いです。
    代表的な占いには四柱推命、易、姓名判断などがあります。

    占う際は、西洋占いと東洋占いの違いを知ったうえで、占いたい内容にマッチした方を選ぶのが◎

    ただ、西洋占いと東洋占いには、双方にさまざまな種類の占術が存在します。
    各占術によって、手法、結果の見方や解釈などが異なるため、自身で占うとなると少し難しい面もありますよね。

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